障害者アーティストを社員として採用するとき、「障害の種類や特性がよく分からない」と感じる担当者は少なくありません。障害にはさまざまな種類があり、同じ障害名でも仕事上の困り事は一人ひとり異なります。大切なのは、障害名だけで判断せず、本人が働くうえで必要なことを確認することです。
障害名だけで判断しない
身体障害、知的障害、精神障害など、障害にはいくつかの種類があります。ただし、同じ種類でも得意なことや苦手なこと、必要な配慮は異なります。
例えば、アート制作では集中して作業できる人でも、急な予定変更や複数の指示が重なると対応しにくい場合があります。一方で、文章での指示よりも実際の作品や画像を見ながら説明したほうが理解しやすい人もいます。
そのため、アート社員の困り事の解決を考える際は、「この障害だからこうだ」と決めつけないことが基本です。
本人に確認して仕事を調整する
採用後は、本人に「どのような環境なら働きやすいか」「困ったときはどう伝えてほしいか」などを確認します。
アート制作の仕事であれば、作業時間、納期の伝え方、制作場所、休憩の取り方など、具体的な仕事の場面に分けて考えると分かりやすくなります。必要な配慮について本人から説明してもらうことで、企業側も対応を考えやすくなります。
また、担当者だけで判断せず、支援機関など外部の支援を活用する方法もあります。
「いろは」で雇用後の困り事を相談
在宅でアート制作を行う障害者雇用では、企業側が障害特性をすべて理解してから採用する必要はありません。大切なのは、本人の特性と仕事の進め方を確認しながら、必要な支援を整えることです。
在宅障害者雇用支援サービス「いろは」では、障害者アーティストの雇用について、採用から就業後までの支援を行っています。アート社員の困り事の解決に悩んだとき、企業だけで抱え込まず、支援サービスを活用することも選択肢の一つです。
まとめ
障害の種類や特性は、障害名だけでは判断できません。本人の得意・不得意や仕事上の困り事を確認し、必要な環境を整えることが大切です。分からないことを企業だけで抱えず、外部の支援も活用すると、アート社員が働きやすい環境を考えやすくなります。
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