障害者雇用は何人から必要?計算方法の基礎知識

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障害者雇用は、一部の大企業だけが対象になる制度と思われがちです。しかし実際には、一定以上の従業員数がいる企業には、障害者雇用のルールが関わってきます。特に「何人から対象になるのか」「人数はどう計算するのか」で迷う担当者は少なくありません。制度を正しく理解しておくことで、急な対応や認識違いを防ぎやすくなります。

障害者雇用は何人から対象になる?

障害者雇用は、常時雇用している労働者数をもとに考えます。現在は、法定雇用率に基づいて必要人数を算出する仕組みです。一般的には、一定規模以上の企業になると障害者雇用の対象となります。

たとえば、従業員数が40人程度を超えると、障害者を1人以上雇用する必要が出てくるケースがあります。これは法定雇用率をもとに計算されるためです。ただし、業種や時期によって制度変更が行われることもあるため、最新情報の確認は欠かせません。

また、正社員だけでなく、一定条件を満たすパートや契約社員も人数に含まれます。そのため、「正社員数だけで判断していた」というケースでは、実際の計算結果が変わることもあります。

障害者雇用の計算方法の考え方

障害者雇用の計算方法では、まず常時雇用している従業員数を整理します。その上で、法定雇用率を掛け合わせて必要人数を確認します。

たとえば、常時雇用する労働者が50人の場合、法定雇用率を掛けて必要人数を計算します。小数点が出た場合には、一定のルールに沿って切り捨てや切り上げが行われます。

さらに、障害者として雇用している人数にも計算上の特徴があります。勤務時間や障害区分によって、1人を0.5人や2人として扱う場合があります。そのため、単純に「在籍人数=計算人数」ではありません。

特に短時間勤務の従業員がいる場合は、計算方法を誤解しやすいため注意が必要です。人事担当者だけでなく、現場責任者とも情報を共有しておくと、採用計画を立てやすくなります。

制度だけでなく職場環境も大切

障害者雇用は、人数を満たせば終わりというものではありません。採用後に安心して働ける環境づくりも重要です。

たとえば、業務内容を整理して伝える、相談窓口を決めておく、定期的に面談を行うなど、小さな工夫が定着につながります。設備面の大きな変更だけでなく、コミュニケーション方法の見直しも有効です。

また、就労支援機関と連携することで、採用前後のサポートを受けられる場合があります。制度の理解と現場対応を両立させることで、無理のない障害者雇用につながりやすくなります。

まとめ

障害者雇用は、一定以上の従業員数になると関係する制度です。人数の判断では、正社員だけでなくパート社員なども含めて計算する必要があります。また、障害者雇用の計算方法には勤務時間や区分による違いもあります。制度だけを見るのではなく、働きやすい職場づくりまで意識することが大切です。

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