2026.05.17 障害者の人生

睡眠リズムを整える工夫

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朝起きるのがつらい、夜になると目がさえてしまう。そんな睡眠の悩みを抱えている人は少なくありません。特に通院や仕事、生活の予定が重なると、睡眠リズムの乱れは体調や気分にも影響しやすくなります。無理に「普通の生活」に合わせようとすると、かえって疲れてしまうこともあります。まずは自分の生活パターンを知り、少しずつ整えていくことが大切です。

睡眠リズムが乱れやすい理由

睡眠リズムは、光や食事、活動時間などの影響を受けています。昼夜逆転の生活が続いたり、休日に長く寝すぎたりすると、体内時計がずれやすくなります。また、不安や緊張が続くと、眠りたい時間に眠れないこともあります。

障害の特性によっては、疲れやすさや感覚の敏感さから、眠りにくさを感じる人もいます。静かな音でも気になったり、予定の変化で気持ちが落ち着かなくなったりすると、睡眠リズムが崩れるきっかけになる場合があります。

大切なのは、「自分だけがおかしい」と考えすぎないことです。生活の中に原因が隠れていることも多く、少しの工夫で変化が出る場合があります。

無理をしない整え方

睡眠リズムを整える時は、一気に生活を変えようとしないことが大切です。たとえば、朝起きる時間を毎日15分ずつ早めるだけでも、体は少しずつ慣れていきます。

朝にカーテンを開けて日光を浴びることも効果的です。体が「朝だ」と感じやすくなり、夜に眠気が来やすくなります。難しい場合は、窓際で数分過ごすだけでも構いません。

また、寝る前にスマートフォンを長時間見続けると、目が刺激を受けて眠りにくくなることがあります。寝る前は照明を少し暗くし、音楽を聞いたり温かい飲み物を飲んだりして、ゆっくり過ごす時間を作るのもおすすめです。

「今日は眠れないかもしれない」と考えすぎると、さらに緊張してしまいます。眠れない日があっても、自分を責めすぎないことが大切です。

生活の予定と睡眠をつなげて考える

睡眠リズムは、仕事や通所、家事などの日中の活動とも深く関わっています。日中に少し体を動かした日は、夜に眠りやすくなることがあります。反対に、長時間横になって過ごす日が続くと、夜に眠気が来にくくなる場合もあります。

予定を詰め込みすぎると、疲れから生活全体が不安定になることもあります。まずは「毎朝同じ時間に起きる」「昼寝を短めにする」など、続けやすい習慣を一つ決めることが大切です。

周囲に相談できる人がいる場合は、「最近眠りづらい」と話してみるのも方法の一つです。自分では気づかなかった生活のクセに気づけることがあります。

まとめ

睡眠リズムは、心と体の調子を支える大切な土台です。急に完璧を目指す必要はありません。毎日の中で少しずつ生活を整え、自分に合ったペースを見つけることが大切です。眠れない日が続いても、自分を責めず、小さな変化を積み重ねながら過ごしていきましょう。

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